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2012年5月28日 (月)

田代不起訴という時限装置付発破爆弾 (Which Way You're Going )


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(マスメディアを使った)誤魔化しとウソと情報操作で、大衆を自分達の思惑通りに誘導するのが民主主義だと為政者達が考えているのだとしたら、その考えは最早通用しなくなりつつあるし、インターネット時代になり情報ツールも増えて、マスメディアの垂れ流す情報を鵜呑みにせず独自に情報収集・知識集積する、増大した“あたらしい大衆”の側からすれば、そうした旧来の手法は、嫌悪と憤怒を増幅させる対象でしかない。

消費税率引上げ法案を是が非でも実現したいと言うのなら、本質的で根本的な経済政策論や財政論、将来的な社会保障制度論が国民衆目の前で侃々諤々(かんかんがくがく)となされるべきだが、国会でも新聞・テレビなどのマスメディアにおいても、そのような腹積もりはハナから無いようだ。

それどころか、「社会保障と税の一体改革」というまるきり出鱈目の嘘っぱちが国民にバレバレになって来たと思ったら、本質的な議論に還る代わりに、<外圧を利用した脅し>という、これまたバレバレの旧来手法を今更ながらに繰り返す浅ましさである。まったくもって往生際の悪い連中だ。

先週5月22日に欧米格付け会社フィッチ・レーティングが性懲りも無くまた日本の円建て長期国債の格付けを、「ダブルAマイナス」から1段階引き下げ、「シングルAプラス」とし、さらに見通しを「ネガティブ(弱含み)」、「新たな財政安定化策がなければ、さらに格下げの可能性がある」とした。

だから消費増率引上げ法案の成立が急がれるのだ、と言いたげなニュースである。海の向こう経由の財務省の念の入ったいつもの腹話術であるが、結局正攻法の議論で国民を説得出来ないしする気も無いものだから、この期に及んでも、喧嘩に勝てない子供が親を引っ張り出してくるような姑息な手法しか、彼らには思い浮かばないのだろう。格付け会社しかり、IMFしかり。

そもそも日本国債より米国債の方がランクが上という時点でまったくの茶番に等しいこの格付け会社のランク付け、しかもサブプライムローン絡みの債権をトリプルAの高ランクに格付けしておいて、リーマンショックを引き起こし世界経済を混乱させたのもこやつ等なのだから、泥棒にわざわざ意見を聞いて、それをありがたく拝聴しているようなものである。

暗黒NHKの『ニュースウォッチ9』を始めとするマスメディアも相変わらず、こうしたニュースを何らの疑義も挟む事無しに、権力の走狗よろしく垂れ流すキモチワルさであるが、なかでも暗黒TBSの『ニュース23クロス』などはこのニュースにタイミングを合わせたかのように、わざわざ日本売りのヘッジファンド、ヘイマン・キャピタル・マネジメントのカイル・バスへのインタビュー特集を組むという用意周到なキモチワルさであった。

カイル・バスは「今後2年以内に日本国債は暴落し、長期金利は10%以上に跳ね上がる」という従来からの持論を繰り返すのだが、この人が以前からしつこく主張する“日本国債暴落説”の暴落時期が、話を聞く度に段々後ろにずれて行っている。

昨年11月30日付で顧客に送った『日本国債にも危機迫る』レターでは「今後数カ月以内に日本国債が危機に陥る可能性がある。」と警告、その後12月27日現代ビジネスでは「12ヵ月以内に日本が倒産すると断言」、今年に入って1月29日の日本経済新聞電子版では「日本国債バブル18カ月以内に崩壊する」宣言、そして今回は「今後2年以内に・・・」という目まぐるしさであり、これで顧客の信頼が得られるのなら楽な商売だ。

まさにオオカミ少年を地で行く感じであり、(ちなみに『財務省「オオカミ少年」論』という本も在ります)、この人はリーマンショックを予言した人などとして崇めたてられているようだが、要するに自ら引き金を引き大声をあげて扇動、売りを浴びせて暴落した時には買いに回って利益確定・大儲けという自作自演劇を、今度は国債市場を舞台に実現してやろうというポジション・トーク野郎なのであろうから、そうした背景の注釈を『ニュース23クロス』は賢明なる“あたらしい大衆”の視線にビビッたのか一応最後に一言述べていたが、前述の暗黒日本経済新聞の記事などの場合には、そうした注釈は一切無いのだからやはりキモチワルい。

確かに今の長期国債金利は10年物で0.8%位とかなり低く、この水準が未来永劫続くなどと考えるのは安直だが、実際問題アメリカを始めとして他国の国債の実質的信用度が日本国債より押し並べて低い為にそのような金利になっているのであり、日本国債の金利が10%以上になる時には他の先進国はそれ以上に酷くなっていて、世界経済全体がおそらく破綻しているだろう。



今そこにある問題としての経済政策論、財政論においてこのように本質的な議論(財政再建の為にも今消費増税することは逆効果だ、他に方法がある、と反対派は主張している)を回避し、“無知なる大衆への脅し”という旧来手法を繰り返すしか能が無いのが暗黒マスメディアの惨状だが、話変わって土曜26日の夕方、彼らのなかでは比較的まともな報道が多いと言われるTBS『報道特集』が、「運転手はなぜ眠ったか?居眠りのメカニズム」と題して先月末に起きた関越道バス衝突事故をあらためて取り上げていたが、この切り口にも疑問符が付く。

番組は7人もの死亡者を出した痛ましい事故を踏まえ、深部体温の変化による夜勤者を襲う早朝の睡魔や睡眠障害の危険性、あるいは最新の居眠り運転防止グッズの紹介などに意を尽くすのだが、勿論それらはそれらで有益な情報であるにしても、ジャーナリズムが真に問わなければいけない問題の根源は、別な所に在る筈である。

逮捕された運転手は数百キロの長距離バス運転で日当一万円のアルバイト、みずからもバスを所有しての自営業との兼業過重労働の果ての惨事であった。そして事故を起こしたバス会社・陸援隊の社長も、過去に白バス営業で警視庁に摘発されたことがあるそうである。

このような業界実態が横行するようになったそもそもの原因が、小泉政権下の2002年に進められた道路運行法の改定に在ることは明らかである。

「ツアーバス事業を旅行会社に全面解禁。路線バスと違って、料金や運行区間も自由に設定できるようになった。その結果、格安ツアーが急増し、旅行会社からの運行依頼を狙って、新規参入の貸し切りバス業者も爆発的に増えていった。」

「安全面をおろそかにする」「格安ツアーバスの過当競争」状況を招いた政策がそもそもの元凶なのであり、「小泉の無軌道な規制緩和路線」の弊害が、自殺者の増加を含め、社会の様々な領域で噴出しているのである。(以上「 」 部、バス衝突事故の元凶 小泉純一郎を国会招致しろゲンダイネット 5月1日より引用)

そして当時、この小泉・竹中の“規制緩和・構造改革”路線を手放しで賛美し、礼賛し、国民を煽って推進させたのは他ならぬマスメディアなのであるから、その事の深い深い内省と自己批判から始める決意なくして、現在の報道・ジャーナリズムというのは、右にも左にも立ち行かない筈である。

それがどうであろう?

過去に対する内省も無いから、今ここに在る未来的課題にも真剣に向き合えない。

そして有るのは既得権益者としての自己保身だけである。

この番組でも最後に金平キャスターが「社会的背景も考えねばならない」と一言コメントしていたが、最後に一言チラッともっともらしいことを言えば、それで自分達の役割は充分果たしたとするのが、最近のマスメディアの流行なのか?オイ古館伊知郎よ?



ここがお前達の岐路だ。最後のチャンスと言ってもいいだろう。

“あたらしい大衆”がいま最注視している、刑事告発された田代政弘検事とその上司たる特捜部幹部達の起訴問題がその核心だ。なぜならこの3年にも及ぶ小沢一郎の周辺を巡った“陸山会事件”こそが、国家権力とそれと結託したマスメディア権力との腐敗の極限現象、暗黒の最暗部を炙り出すものに他ならないからだ。

検察内部での逃切り謀略派と自浄再建派との暗闘があるようであるが、謀略派は暗黒朝日新聞暗黒読売新聞と繫がってしきりに田代不起訴に向けてのブラフ記事を打ち出し続け、昨夜のNHKニュースに至っては、そもそも起訴か不起訴かというこの大問題から国民の意識を乖離させたい意図が見え見えで、

「田代検事を懲戒処分にする方針を固めた模様」(こちらを前面に出す)という、ニュースを、「一方、検察は、問題の捜査報告書の作成が意図的だったとまではいえないとして、検事らの刑事責任は問わないものとみられます」(附記事項)と後尾に添えて(というかこの部分web記事にはそう有るが、放送ではCUTしてるな。血迷ってる?)、しかも日曜夜の30分ニュース番組の終わり近くになってサラッと報じる不自然さは、それこそコソ泥が抜き足差し足忍び足で犯行現場から逃げ去ろうとしている呈の、何とも形容し難い卑しさである。

田代不起訴を一番望んでいるのは、検察よりもむしろマスコミであろう。起訴ともなれば、それを基点としてのこれまでの捏造報道の数々の徹底的自己批判検証無しには許されない。一方もし不起訴などという事になれば、“あたらしい大衆”は検察を許さないだろう。

腐敗しきった暗黒勢力の末期(まつご)の抵抗が田代らの刑事告訴を巡って、まさに今暗闘しているわけだが、彼らは徹底的自己批判による組織浄化という、唯一残された最後の再生の道をみずから否定して、あくまでも阿漕(あこぎ)で悪辣な抵抗の道を選ぶのであろうか。

それは腐敗した組織の破壊を時間的に少々引き伸ばすことにはなるかも知れないが、抵抗が大きくもがけばもがくほど、最終的な破壊の程度は甚大になるというのが、物理の法則というものである。



5,4,3,2,1・・・
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Robbie Rivera - Which Way You're Going (Club Mix)



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